新型コロナ全国の感染状況 前週の1.12倍 “緩やかな増加傾向”

新型コロナウイルスの全国の感染状況は、今月11日までの1週間では1つの医療機関あたりの平均の患者数が5.11人で、前の週の1.12倍となっています。厚生労働省は「全国的に緩やかな増加傾向となっていて沖縄県など地域によっては感染拡大がみられる状況もあり引き続き注視したい」としています。

厚生労働省によりますと今月11日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から2731人増えて2万5163人となりました。

また、1つの医療機関あたりの平均の患者数は5.11人で前の週の1.12倍となりました。

前の週から増加が続くのは10週連続となります。

都道府県別では多い順に
▽沖縄県が18.41人
▽鹿児島県が7.37人
▽石川県が6.58人
▽埼玉県が6.51人
▽北海道が6.47人などとなっていて、
36の都府県で前の週より増加しています。

このほか、今月11日までの1週間に新たに入院した人は全国で4330人で、前の週と比べて208人の増加となりました。

厚生労働省は「全国的に緩やかな増加傾向となっていて沖縄県など地域によっては感染拡大がみられる状況もあるので、引き続き注視したい」としています。