佐賀 鹿島 小学生が「干潟体験」授業 泥の中で生き物探し挑戦

有明海の干潟に親しんでもらう「干潟体験」の授業が佐賀県鹿島市で行われ、地元の小学生たちが泥の中で生き物探しに挑戦しました。

鹿島市の能古見小学校では、毎年この時期に総合学習の時間を利用して干潟での体験授業を行っています。

14日は4年生の27人が有明海を訪れ、最初に市の職員からムツゴロウなど有明海特有の生き物について説明を受けました。

このあと、子どもたちは足をけがしないよう靴下を2枚重ねではいて干潟に入り、生き物探しに挑戦しました。

子どもたちは四つんばいになって泥の中を進み、カニを見つけると大声をあげて喜んでいました。

干潟で遊ぶのは初めてという子どもも多くいましたが、泥の感触に慣れると、自在に動き回っていました。

参加した4年生の女の子は「干潟はべちゃべちゃしていたけど、泥まみれになって楽しかったです。ゴカイとカニを見つけたのでよかったです」と話していました。