【動画】「アンパンマン列車」利用客100万人達成で式典 高知

JR四国で運行されているアンパンマン列車がデビューから22年あまりがたち利用客が100万人を超えたことを記念して、JR高知駅で式典が開かれました。

デビューからの歩みを、40秒間の映像で振り返ります。

高知県出身の漫画家、やなせたかしさんの代表作、アンパンマンなどのキャラクターが描かれたアンパンマン列車は、四国の観光を活性化しようと、JR四国が平成12年から運行を始めました。

デビューから22年8か月がたち、利用客が100万人を超えたことを記念して、JR高知駅で式典が開かれ、JR四国の西牧世博社長が「アンパンマンは、鉄道事業が直面する厳しい状況の中で、まさにヒーローになってくれました」と述べました。

そして、特別ゲストとして登場した「アンパンマン」と「ばいきんまん」が、駅長らと一緒にくす玉を割って、100万人達成を祝いました。

駅には、多くの鉄道ファンたちが集まり、駅長の合図で出発するアンパンマン列車を見守っていました。
JR高知駅の太田正駅長は「アンパンマン列車は、JR四国にしかない特別な列車です。今後は外国人にも楽しんでもらえるようにしていきたい」と話していました。