ベラルーシ大統領「攻撃あれば核ためらわず」自身の判断と主張

ベラルーシのルカシェンコ大統領は13日、同盟関係にあるロシアがベラルーシに配備を表明している戦術核兵器について「われわれに対する攻撃があれば使用をためらわない」と述べ、核兵器の使用についてみずからが判断すると主張し、対立する欧米側を威嚇しました。

ベラルーシの大統領府によりますと、ルカシェンコ大統領はロシアの戦術核兵器の自国への配備について「私の要求であり、ロシアが押しつけたのではない」と述べ、あくまで国の安全保障のための抑止力として求めたものだと強調しました。

そのうえで「準備はできている。あと数日で求めたものが手に入ると思う」と述べました。

一方、ロシアのプーチン大統領は9日、7月7日か8日に保管施設を完成させたあと核の配備を始めるという見通しを示していました。