2025年大阪・関西万博 基本料金7500円程度軸に調整 警備費増か

2025年大阪・関西万博の入場料について、実施主体の博覧会協会は、大人の基本料金を7500円程度を軸に調整していることが分かりました。

当初は、6000円前後で検討していましたが、警備費が膨らむ見通しとなったことなどで上振れを余儀なくされた形です。

博覧会協会は、再来年4月に開幕する大阪・関西万博の入場料について検討を進めてきましたが、関係者によりますと、大人の基本料金を7500円程度とすることを軸に調整を進めているということです。

これは2005年の愛知万博の4600円よりおよそ6割高い水準となります。

協会は、14日の理事会で議論した上で、国の了解を得たい考えです。

協会は、人件費や警備費など運営費の大半を入場券の売り上げで賄うことにしていますが、来場者の誘導や要人警護の態勢を強化するため警備費が大きく膨らむ見通しとなったことなどから、当初、検討していた6000円前後から上振れを余儀なくされた形です。

協会は、割り引きプランなども決めた上で年内に販売を始める方針です。