LGBT法案めぐり「当然 党議拘束はかかる」自民 茂木幹事長

LGBTの人たちへの理解増進に向けた議員立法をめぐり、自民党内の一部から採決の際、党議拘束を外すよう求める意見が出ていることについて、茂木幹事長は、修正案は党の総務会で全会一致で了承されたとして党議拘束はかかるという認識を示しました。

LGBTの人たちへの理解増進に向けた議員立法は、先週、自民・公明両党と日本維新の会、国民民主党の4党が合意した与党案の修正案が衆議院内閣委員会で可決され、13日の衆議院本会議で採決されて衆議院を通過する見通しです。

自民党の茂木幹事長は、党内から「内心に関わる問題だ」などとして、採決の際、党議拘束を外すよう求める意見が出ていることについて、12日の記者会見で「党議拘束は極めて重い。修正案は、党内手続きを経て、最終の総務会でも党議拘束に関する意見はなく、全会一致で了承された。当然、党議拘束はかかる」と述べました。