しなの鉄道 上田駅構内で回送列車が脱線 上下線で運休や遅れ

12日午前、長野県上田市の「しなの鉄道」の上田駅構内で、入れ替え作業中の4両編成の列車が脱線しました。
けが人はいませんでしたが、しなの鉄道は一部区間が運休となっていて、バスによる代行輸送が行われています。

「しなの鉄道」によりますと、12日午前8時45分ごろ、上田市の「しなの鉄道」上田駅構内の踏切付近で、運行を終えて入れ替え作業をしていた4両編成の列車が脱線しました。

列車には乗客はおらず、運転士1人が乗っていましたが、けがはないということです。

「しなの鉄道」によりますと、列車は午前8時39分に上田駅に到着し、乗客を降ろしたあと、車両を止めておくスペースに向かう途中で脱線したということです。

また、少なくとも2両目は脱線しているということで、警察と「しなの鉄道」で詳しい原因を調べています。

田中駅~戸倉駅 上下線で終日運休決定 バスで代行輸送

この脱線の影響で、上田駅の構内に列車が入れなくなっていて、「しなの鉄道」は、東御市の田中駅と千曲市の戸倉駅の間の上下線で終日運休を決め、バスで代行輸送をしています。