男子ゴルフ国内ツアー 中島啓太初優勝 金谷とのプレーオフ制す

男子ゴルフの国内ツアーの大会は福岡県桂川町で最終ラウンドが行われ、22歳の中島啓太選手が金谷拓実選手とのプレーオフを制し、プロ転向後ツアー初優勝を果たしました。

中島選手は、初日から3日間トップの金谷選手を3打差で追う通算22アンダーの2位から最終ラウンドをスタートし、1番でイーグルを奪うと15番までに5つのバーディーを取り、通算29アンダーとして単独トップに立ちました。

17番で最初のボギーをたたき、このホールをバーディーとした金谷選手に逆転されましたが、最終18番でバーディーを奪って通算29アンダーで金谷選手と並びプレーオフに持ち込みました。

そして、パー4の18番で行われたプレーオフ2ホール目、中島選手は第2打でピンそばにつけるショットを見せてバーディーを取り、パーだった金谷選手を制してプロ転向後、ツアー初優勝を逆転で飾りました。

中島選手は2021年にアマチュアで優勝経験があり、ツアー通算2勝目です。

前の週の日本ツアー選手権でメジャー大会初優勝した金谷選手は2週連続優勝を逃して2位となり、通算22アンダーの3位に岡村了選手が入りました。