気象・災害
パキスタン 大雨・強風で27人死亡 去年から各地で洪水相次ぐ
パキスタン北西部で10日、大雨や強い風により住宅が被害を受けるなどして、これまでに27人が死亡、146人がけがをしました。
パキスタン北西部のカイバル・パクトゥンクワ州の複数の地域で、10日午後、大雨が降り、強い風が吹きました。
現地の当局によりますと、大雨や強風で住宅69棟が被害を受け、壊れた屋根や壁の下敷きになるなどして、これまでに子ども8人を含む27人が死亡、146人がけがをしました。
現地の当局によりますと、大雨や強風で住宅69棟が被害を受け、壊れた屋根や壁の下敷きになるなどして、これまでに子ども8人を含む27人が死亡、146人がけがをしました。
この地域では、れんがや土などで作られた強度が低い建物が多いということで、現地の当局はこうしたことも被害の拡大につながったとみています。
パキスタンでは、去年6月以降、各地で雨が降り続いて洪水が発生し1700人以上が死亡していて、現地の気象当局はことしも雨が多く降る季節を迎えることから、警戒を呼びかけています。
パキスタンでは、去年6月以降、各地で雨が降り続いて洪水が発生し1700人以上が死亡していて、現地の気象当局はことしも雨が多く降る季節を迎えることから、警戒を呼びかけています。