テニス 全仏オープン 上地結衣 シングルス準優勝 ダブルス優勝

テニスの四大大会の1つ、全仏オープンの車いすの部は女子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング2位の上地結衣選手がオランダの選手にストレートで敗れ準優勝でした。一方、そのあと行われた女子ダブルスの決勝では南アフリカの選手とのペアで、優勝しました。

パリで開かれている全仏オープンは大会14日目の10日、車いすの部の女子シングルス決勝が行われ、世界2位で29歳の上地選手と、世界1位でオランダのディーデ・デフロート選手が対戦しました。

第1セット、上地選手は第5ゲームで2回目のブレークを許すと、そのまま4ゲームを続けて取られ、2ー6で落としました。

第2セットも立ち上がりにブレークを奪われて主導権を握られ、0ー6で落としました。
上地選手はセットカウント0対2のストレートで敗れて準優勝となり、全仏オープンの女子シングルスで3年ぶりの優勝はなりませんでした。

上地結衣 ダブルスは優勝

上地選手は、このあと行われた女子ダブルスの決勝では南アフリカの選手とのペアで、デフロート選手とアルゼンチンの選手のペアに6-2、6-3でストレート勝ちし、優勝しました。