陸上 三浦が日本新で2位 ダイヤモンドリーグ 男子3000m障害

陸上男子3000メートル障害の三浦龍司選手が9日、パリで行われた世界最高峰の大会『ダイヤモンドリーグ』に出場し、自身が持つこれまでの記録を更新する8分9秒91の日本新記録で2位に入りました。

男子3000メートル障害で日本記録を持ち、今月行われた日本選手権で3連覇を果たした三浦選手は、陸上の世界最高峰の大会『ダイヤモンドリーグ』に参戦しています。

三浦選手は9日、パリで行われた大会に出場し、序盤は下位集団にいましたが、中盤からペースを上げると徐々に順位を上げて、2位でフィニッシュしました。

三浦選手のタイムは8分9秒91の日本新記録で、この種目では日本選手として初めて7位に入賞した、おととしの東京オリンピックでの自身が持つこれまでの記録を0秒01更新しました。

優勝は、東京大会で銀メダルを獲得したエチオピアのラメチャ・ギルマ選手で、7分52秒11の世界新記録をマークしました。

女子やり投げ 北口榛花が優勝

大会には、女子やり投げで日本記録をもつ北口榛花選手も出場し、今シーズンのベストとなる65メートル9センチの好記録をマークして優勝しました。

昨シーズンの世界選手権で銅メダルを獲得した北口選手は、今月の日本選手権では3連覇を逃していましたが、今シーズンのダイヤモンドリーグ初優勝で復調を印象づけました。