
中国艦2隻が南西諸島を周回するように航行 防衛省が警戒・監視
中国海軍の艦艇2隻が、8日にかけて南西諸島を周回するように航行したのが確認され、防衛省が目的を分析するとともに警戒と監視を続けています。
防衛省によりますと、8日午前8時ごろ、中国海軍のミサイル駆逐艦とフリゲート艦の合わせて2隻が、鹿児島県の奄美大島の北東およそ110キロの海域を北西に向かって航行しているのを海上自衛隊が確認しました。
その後、奄美大島と横当島の間の日本の接続水域を、南西に向かって航行し、東シナ海に入ったということです。
2隻の艦艇は、今月6日に沖縄本島と宮古島の間の海域を航行して太平洋に出ていて、南西諸島の周辺を回るように航行した形です。
中国海軍の艦艇が、奄美大島と横当島の間の接続水域を航行したのが確認されたのはことし2回目で、防衛省が航行の目的を分析するとともに、警戒と監視を続けています。