新型コロナ 全国の感染状況 前週比1.25倍 緩やかな増加傾向

新型コロナウイルスの全国の感染状況は、今月4日までの1週間では1つの医療機関当たりの平均の患者数が4.55人で、前の週の1.25倍となっています。
厚生労働省は「比較的低い水準だが全国的に緩やかな増加傾向が続いているほか、沖縄県では感染が拡大しているとみられ、今後の感染状況を引き続き注視したい」としています。

厚生労働省によりますと、今月4日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から4568人増えて2万2432人となりました。

また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は4.55人で、前の週の1.25倍となりました。

前の週から増加が続くのは9週連続となります。

都道府県別では多い順に、
▽沖縄県が15.8人、
▽石川県が6.98人、
▽北海道が6.71人、
▽千葉県が6.66人、
▽岩手県が6.44人などとなっていて、42の都道府県で前の週より増加しています。

このほか、今月4日までの1週間に新たに入院した人は全国で4003人で、前の週と比べて768人の増加となりました。

厚生労働省は「比較的低い水準だが全国的に緩やかな増加傾向が続いているほか、沖縄県では感染が拡大しているとみられ、今後の感染状況を引き続き注視したい」としています。