料理の宅配サービス 使い捨てプラスチック容器削減に対応へ

料理の宅配サービスが広がる中、使い捨てのプラスチック容器などの削減が課題になっているため、宅配代行サービス「ウーバーイーツ」の日本法人と大手商社が連携して対応に乗り出します。

発表によりますと、両社は料理の宅配代行サービスを利用する飲食店向けに、専用のサイトを立ち上げて環境に配慮した容器や紙袋などを販売していくことになりました。

まず、紙袋の販売からスタートし、リサイクルされた容器のほか自然素材を活用して作られた、プラスチックの容器などを増やしていくことにしています。

そして2030年までに、宅配代行サービスで受けるすべての注文で、使い捨てされるプラスチックをゼロにすることを目指すとしています。

ウーバーイーツジャパンの中川晋太郎代表は「飲食店側がサステイナブルな素材の包装を使いたくても、どこで買えばいいかわからないという状態を解決する一歩となった」と述べました。
また、伊藤忠商事の梶原浩執行役員は「今回の取り組みでプラスチック削減の動きが日本全体に広がっていくと思う」と述べました。