横路元衆院議長しのぶ会 親交あった政界関係者など別れ惜しむ

2月に亡くなった横路・元衆議院議長をしのぶ会が開かれ、生前、親交のあった政界関係者などが別れを惜しみました。

北海道知事や衆議院議長などを務めた横路孝弘氏は、ことし2月、82歳で亡くなり、8日、東京都内のホテルで「しのぶ会」が開かれ、政界関係者などが出席しました。

この中で、横路氏が衆議院副議長を務めたときに議長だった河野洋平氏は「安心して、すべてのことをあなたにお任せして仕事をすることができた。私の信頼を裏切ったことはなく、終始、国会の円満な運営のために力を貸してくれた」と当時を振り返りました。

また、民主党などでともに活動した赤松広隆元衆議院副議長は「穏健なリベラルの人で、知事を務めてから現実的に、立場の違う人も包摂しながら、ゆっくりとことを進める、横路的政治手法になったのではないか」と述べました。

出席者は祭壇に花を手向けたり、生前の横路氏の活動をまとめた映像を見たりして、別れを惜しんでいました。