自民・維新 LGBT法案の審議入り前に実務者協議

与野党から3つの法案が提出されている、LGBTの人たちへの理解増進に向けた議員立法で、9日の審議入りを前に、自民党は、日本維新の会に法案成立への協力を求め、両党の実務者による協議が進められています。

LGBTの人たちへの理解増進に向けて、
▽自民・公明両党は超党派の議員連盟がまとめた法案の文言を修正した与党案を提出した一方、
▽立憲民主党や共産党などは議員連盟のそのままの法案を、
また、
▽日本維新の会と国民民主党は共同で独自の法案を提出しています。

3つの法案は、衆議院内閣委員会で9日審議入りし、採決することで与野党が合意しています。

自民党は、野党側の賛同も得て法案を成立させたいとしていて、萩生田政務調査会長は8日午後、国会内で、日本維新の会の馬場代表と会談し協力を呼びかけました。

これに対し、馬場代表は、与党案に維新などの案の主要な内容を盛り込むべきだという考えを示しました。

両党の実務者による協議が進められています。