車いすテニス 全仏オープン 17歳の小田凱人が準決勝進出

テニスの四大大会の1つ、全仏オープンは、車いすの部の男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング2位の17歳、小田凱人選手がセットカウント2対1で勝って、ベストフォー進出を決めました。

全仏オープンは大会11日目の7日、車いすの部、男子シングルスの準々決勝が行われ、小田選手は、世界5位でオランダのルーベン・スパールハーレン選手と対戦しました。

試合は第1セット、小田選手が正確な力強いショットで第1ゲームから5ゲーム連取して、6ー2で取りました。

第2セットは、第4ゲームまで互いに一歩も譲らない展開でしたが、第5ゲームから小田選手が4ゲームを続けて取られ、2ー6で落としました。

第3セットは終盤まで一進一退の攻防が続きましたが第10ゲームに小田選手が力強いバックハンドのショットで3回目のブレークを奪ってこのセットを6-4で取りました。

小田選手はセットカウント2対1で勝って、2年連続のベストフォー進出を決めました。

17歳の小田選手は去年、四大大会初出場の全仏オープンでベストフォー進出を決めたほか、ことし1月の全豪オープンで準優勝するなど、国枝慎吾さんの後継者とも期待され、史上最年少での四大大会制覇を目指します。