テニス全仏OP混合ダブルス 加藤未唯とドイツ選手ペア 決勝進出

テニスの四大大会の1つ、全仏オープンは混合ダブルスの準決勝が行われ、加藤未唯選手とドイツの選手のペアが、インドネシアとオランダの選手のペアをストレートで破って、決勝進出を決めました。

加藤選手とドイツのティム・プッツ選手のペアは全仏オープン、大会11日目の7日、混合ダブルスの準決勝でインドネシアのアルディラ・スーチャディ選手とオランダのマトウェ・ミドルコープ選手のペアと対戦しました。

加藤選手は4日、女子ダブルス3回戦の第2セットで、プレーの合間に相手側のコートに打ったボールがボールガールに直撃して危険な行為と見なされ、加藤選手のペアは失格となり、敗退しました。

試合は第1セット、加藤選手のペアが立ち上がりでブレークに成功すると、その後はブレークを許し、互いに譲らない展開となりますが、第11ゲームで再びブレークを奪って、このセットを7ー5で取りました。

第2セットは、加藤選手とプッツ選手が息の合ったプレーを見せて1ゲームも落とさず圧倒し、第6ゲームの最後は加藤選手がネット際で素早い反応を見せて鋭いボレーを決め、6ー0で取りました。

加藤選手のペアは、セットカウント2対0のストレートで勝って決勝進出を決めました。

対戦相手のスーチャディ選手は、失格となった女子ダブルスでペアを組んだ選手で、試合後、加藤選手はスーチャディ選手と抱き合って笑顔を見せていました。

全仏オープンの混合ダブルスは、前回大会で優勝した柴原瑛菜選手とオランダの選手のペアに続く、日本選手の決勝進出となりました。