学校の敷地内でクマ1頭目撃 住民に注意呼びかけ 長野 松本
7日午後、長野県松本市の学校の敷地内でクマ1頭が目撃され、警察と市は付近の住民に注意を呼びかけています。
警察によりますと、7日午後1時ごろ、松本市安曇の大野川小学校・中学校の敷地内で、クマ1頭を目撃したと学校関係者から警察に通報がありました。
30分余りで警察が駆けつけましたが、クマの姿はすでに見えなくなっていました。
目撃情報から子グマとみられ、これまでに被害は確認されていないということです。
学校によりますと、クマが目撃されたのは給食の時間で児童と生徒は校舎内にいました。
クマは校舎には近づかず、敷地内を横切っていなくなったということです。
学校は、保護者に一斉メールで連絡したうえで通常どおり授業を行ったあと、子どもたちをスクールバスなどで下校させたということです。
また、松本市は、防災行政無線で周辺に注意を呼びかけています。
警察などによりますと、この学校は山あいの地域にあり、先月20日ごろにも近くでクマが目撃されていました。
警察は、周辺のパトロールを強化したうえで、クマを見かけても近寄らず、警察に通報してほしいと呼びかけています。