ヤンキース HR数現在リーグ首位のジャッジ離脱 大谷とは3本差

ジャッジ選手は3日にロサンゼルスで行われたドジャース戦でライトフェンス際の大きな当たりを走りながら捕った際に、フェンスに体ごとぶつかりました。

ぶつかった場所にあったブルペンの出入り口が開いてしまうほどの衝撃で、ジャッジ選手はこの試合は最後まで出場しましたが、4日から欠場していて、ヤンキースのブーン監督は6日の試合後の会見で、ジャッジ選手が右足親指のじん帯を痛めたとして10日間のけが人リストに入ると明らかにしました。

けが人リスト入りの期間は最後に試合に出場した翌日の4日にさかのぼって適用することができます。

ブーン監督は6日、ジャッジ選手が患部に血小板を注射して組織を再生する治療を受けたと明かした上で「数週間か、数日か様子を見ることになる。いちばん大事なのは腫れが引くことだ。骨折はしていない」と話し、復帰の時期については明らかにしませんでした。

ジャッジ選手のけが人リスト入りは4月から5月にかけて右股関節の張りで10日間離脱して以来、今シーズン2回目です。

ジャッジ選手は、昨シーズン、アメリカンリーグの最多記録を塗り替える62本のホームランを打ち、ヤンキースのキャプテンに就任した今シーズンもここまでリーグトップのホームラン19本を打っていて、この日のホームランでリーグ2位に並んだ大谷選手に3本差をつけています。