初夏の味覚 サクランボの収穫が最盛期 福島市

福島県の初夏の味覚、サクランボの収穫が福島市で最盛期を迎えています。

福島県は300トンほどのサクランボを生産する全国有数の産地です。

このうち福島市飯坂町の果樹農家、吾妻一夫さんのおよそ1.3ヘクタールのハウスでは6日、午前5時半ごろから従業員8人が収穫を行いました。

この果樹園では6つの品種のサクランボを生産していて、いまは主力品種の佐藤錦の収穫が本格化しているということです。

ことしは暖かい日が続いたことから、例年よりも10日ほど早く収穫の時期を迎えていて、甘みが強くて、実が大きくできがいいということで、従業員たちは一つ一つ丁寧に摘み取っていました。

吾妻さんは「果物の収穫がサクランボから始まり、いまは待ちに待ったいちばんうれしい時期です。一生懸命愛情を込めて作ったので、ぜひ味わってほしい」と話していました。