LGBT法案 衆議院内閣委員会で9日に審議入りの見通し

与野党から3つの法案が提出されているLGBTの人たちへの理解増進に向けた議員立法は、衆議院内閣委員会で今週9日に審議入りする見通しとなりました。

LGBTの人たちへの理解増進に向けては、自民・公明両党が超党派の議員連盟がまとめた法案の文言を修正した与党案を国会に提出したのに対し、立憲民主党や共産党などが議員連盟のそのままの法案を、また日本維新の会と国民民主党が共同で独自の法案を提出しています。

与野党の間では、3つの法案について事前に修正協議を行うことも模索されましたが調整がつかず、6日午後、法案を審議する衆議院内閣委員会の与野党の筆頭理事が電話で協議した結果、今週9日に審議入りすることで合意しました。

委員会では、3つの法案が一括して審議される見通しで、与野党からは残り2週間余りとなった今の国会で成立させるために、速やかに3つの法案をそれぞれ採決すべきだという意見が出ています。