クレーン車横転 電柱倒れて住宅約300戸が一時停電 奈良 御所
6日午前、奈良県御所市で、遊歩道の修繕工事をしていたクレーン車がアームの部分が電線に引っ掛かって横転しました。その際、近くの電柱が引っ張られて倒れ、付近の住宅などおよそ300戸が一時、停電しました。
6日午前9時すぎ、奈良県御所市で、遊歩道の修繕工事をしていたクレーン車がアームの部分が電線に引っ掛かってバランスが崩れ、遊歩道脇の川に横転しました。
この事故で、電線に引っ張られた近くの電柱1本が倒れました。
警察によりますと、けが人はいないということです。
関西電力送配電によりますと、この事故で付近の住宅およそ300戸が一時、停電したほか、その間、近くの交差点の信号が消えて、警察官が車両を誘導するなどしました。
近所の70代の女性は「クレーンで土のうをおろしている時に傾いて電線を引っ掛けたようだ」と話していました。
警察が事故当時の状況を詳しく調べています。
現場は御所市の中心部で、近くに市役所や住宅などが建ち並ぶ地域です。