漁船どうしが衝突 1隻沈没 85歳の船長死亡 北茨城

6日朝、茨城県北茨城市の大津漁港の出入り口近くで漁船どうしが衝突して1隻が沈没し、乗っていた85歳の船長が海中から救助されましたが死亡しました。

茨城海上保安部によりますと、6日午前7時10分ごろ、北茨城市の大津漁港の出入り口近くで船どうしが衝突したと通報がありました。

衝突したのは、いずれも大津漁業協同組合所属の第二野口丸(1トン)と、日吉丸(4.9トン)で、このうち第二野口丸が沈没し、乗っていた85歳の船長の男性1人が行方不明になりました。
海上保安部が捜索したところ、第二野口丸は港の防波堤にある灯台からおよそ700メートルの海中に沈んでいて、ダイバーが沈んだ船の近くで船長を見つけて救助し、意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後死亡しました。

海上保安部によりますと、日吉丸には2人が乗っていましたが、いずれもけがはないということです。

海上保安部で事故の状況などを調べています。