千葉 長生村議会議長 傷害の罪で罰金20万円の略式命令

千葉県長生村の村議会議長が公用車を私的に利用中、運転していた職員をたたき、軽いけがをさせたとして傷害の罪で略式起訴され、罰金20万円の略式命令を受けました。

略式命令を受けたのは長生村議会の東間永次(77)議長です。

東間議長はことし4月、職員との私的な歓送迎会から公用車で帰宅する途中、車を運転していた20代の女性職員を後部座席からたたくなどして、左腕に全治およそ2週間のけがをさせたとして傷害の罪で5日、略式起訴されました。

そして、裁判所から罰金20万円の略式命令を受け、全額を納付したということです。

この事件を受けて村議会は先月30日、「議会始まって以来の不祥事だ」などとして議長に対し議員の辞職勧告を決議しています。