おいしいトウモロコシを「きび街道」ことしも登場 高知 いの町

トウモロコシの栽培が盛んな高知県いの町で塩ゆでしたトウモロコシなどを売る店が道路沿いに出店する「きび街道」がことしも登場し、多くの客でにぎわっています。

いの町の枝川地区では、毎年、トウモロコシの収穫が最盛期を迎えるこの時期、とれたての生のトウモロコシや塩ゆでした「ゆできび」それに、焼きトウモロコシを売る店が道路沿いに出店し「きび街道」として親しまれています。

4日は朝から100人を超える買い物客が列をつくり、トウモロコシが飛ぶように売れていました。

店によりますと、販売しているトウモロコシは、粒を感じられる食感とすっきりした後味が特徴で、ことしは適度な雨と日ざしに恵まれ、順調に育っているということです。

高知市から訪れた女性は「去年は私の目の前で売り切れてしまったのでことしは買うことができてよかったです。早く家に帰って食べたいです」と話してました。

また、香川県から訪れた女性は「このために朝6時に家を出てきました。ゆできびを10本と焼きトウモロコシを3本買いました。食べるのが楽しみです」と話していました。

「きび街道」は今月いっぱい続く予定ですが、5日と6日は販売しない店があるなど、トウモロコシの成長次第で不定休となっているということです。