埼玉県 草加市・越谷市・松伏町に災害救助法の適用を決定

大雨による被害を受けて埼玉県は草加市と越谷市、それに松伏町に災害救助法の適用を決めました。

県によりますと、今回の大雨の被害状況は十分把握できていないものの、越谷市で、3日朝までに500人以上が避難したほか、道路の冠水による通行止めが相次いでいて、床上浸水や床下浸水が数多く起きたことが見込まれるということです。

災害救助法の適用で避難所の設置などの費用は県と国が負担することになります。

大野知事は「被害の情報が散発的に入っていて、避難者の人数や規模がこれまでの大きな災害と同じような状況だ。被害があった場合には迅速に国と連携しなければならず、空振りを恐れずに適用するべきと判断した」と話しています。