国際

ロシア西部 攻撃続く プーチン大統領“あらゆる手段で阻止を”

ウクライナと国境を接するロシア西部で攻撃が相次ぐなか、プーチン大統領は、こうした事態をあらゆる手段を講じて阻止するよう治安機関のトップらに指示し、危機感を募らせていることをうかがわせています。
ウクライナ空軍は2日、首都キーウなどでロシア側から飛来したイラン製の無人機21機と巡航ミサイル15発を迎撃したとして「ウクライナの防空は再び成功した」と強調しました。

一方、ロシア各地の当局によりますと、2日、ウクライナと国境を接する西部のクルスク州でビルなどが複数の無人機の攻撃を受けたほか、ブリャンスク州では2つの村がウクライナ軍の砲撃を受けたとしています。

また西部ベルゴロド州の知事は、1日から2日にかけてウクライナ側から激しい砲撃が繰り返され、2人が死亡したほか複数のけが人が出ていると発表し、プーチン政権に反対するロシア人などの義勇兵を名乗る2つの組織が関与を主張しています。
ロシアのプーチン大統領は2日、安全保障会議を開き「悪意ある者たちがロシア国内を揺るがそうとしている」と指摘しました。

その上で、こうした事態をあらゆる手段を講じて阻止するよう治安機関のFSB=連邦保安庁の長官や内相に指示するなど、危機感を募らせていることをうかがわせています。

イギリス国防省は2日「ロシア軍は自国の国境地域か、ウクライナ占領地域か、どちらの防衛を強化するかという深刻なジレンマに直面している」と分析しています。

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