夏の甲子園 新型コロナで制限の選手どうしの握手など容認へ

ことし8月に甲子園球場で開かれる夏の全国高校野球では、新型コロナウイルスの感染対策で制限されてきた、試合終了後の選手どうしの握手や応援団のハイタッチなどが認められることになりました。

甲子園球場で行われる高校野球の春夏の全国大会では、新型コロナの感染拡大後、大会ごとにガイドラインを設け選手をはじめ関係者の感染対策や応援のルールなどを定めてきました。

高野連=日本高校野球連盟などは2日、大会の臨時運営委員会を開き新型コロナが5類に移行されたことを踏まえてこうしたガイドラインの廃止を決めました。

これにともなって制限されてきた、試合終了後に対戦したチームの選手どうしが握手することや、学校の応援団がハイタッチや肩を組むなどの行為などが認められることになりました。

一方で、試合後に選手たちがグラウンドの土を集めて持ち帰ることについては、引き続き、検討を続けて大会前に判断したいとしています。