陸上 日本選手権2日目 女子やり投げ決勝に北口榛花が出場

陸上の日本一を決める日本選手権の大会2日目は女子やり投げ決勝に、この種目の日本記録保持者で、去年の世界選手権の銅メダリスト、北口榛花選手(25)が出場します。

大阪市で開かれている107回目の陸上日本選手権は、6月2日が大会2日目です。

注目は女子やり投げの決勝で、この種目の日本記録を持つ北口選手は去年の世界選手権で女子の投てき種目では日本選手で初めてのメダルとなる銅メダルを獲得し、すでにことしの世界選手権の代表に内定しています。

今シーズンは序盤から64メートルを超える投てきを続けている北口選手がどこまで記録を伸ばせるのか、女子やり投げは記録にも注目です。

また、男子3000メートル障害には、東京オリンピックでこの種目で日本選手初の7位入賞を果たした日本記録保持者で大学生の三浦龍司選手(21)が大会3連覇を目指します。

女子1500メートル決勝には初日の予選で全体トップのタイムだった田中希実選手(23)が出場します。この種目には田中選手の高校の同級生で、去年のこの大会で2位に入った、後藤夢選手も出場します。

予選では全体の6番目のタイムと本来の力が出せなかった後藤選手が巻き返すのか、中距離のエースとして田中選手が力を見せるのか、同級生対決からも目が離せません。

一方、大阪市では2日、大雨が予想されているため、予定されていた女子の棒高跳び決勝と三段跳び決勝は大会3日目に延期されました。

NHKは大会2日目のもようを午後6時半からBS1で、午後7時半から総合テレビで生中継します。