“痴漢は犯罪”被害防止呼びかけるキャンペーン 神奈川 海老名

薄着になるこれからの時期、電車内で痴漢の被害が増えるおそれがあることから、神奈川県の海老名駅で痴漢の被害防止を呼びかけるキャンペーンが行われました。

キャンペーンは3つの鉄道が乗り入れている海老名駅で行われ、警察や鉄道会社の関係者などおよそ25人が参加しました。

警察官は、ボランティアで集まった大学生とともに駅の利用客に「痴漢は犯罪です」などと書かれたチラシを配って注意を呼びかけました。

また、車内で被害を見かけた場合は、周りの人が声をかけて助けてほしいと呼びかけていました。

神奈川県警は、暑くなるこれからの時期、電車内での痴漢の被害や相談が増えるおそれがあることから、1日から今月15日までを「痴漢の対策強化期間」としています。

期間中は、県内各地の主な駅や商業施設などで注意を呼びかけるほか、横浜市にある動物園とコラボしてつくった「痴漢は絶対にやめなサイ」や「絶対に後悔するゾウ」などと呼びかけるデジタルポスターを駅に掲示することにしています。

神奈川県警犯罪抑止対策室の小島博室長は「周りの人から『大丈夫ですか?』と声をかけるなど、みんなの力を合わせて被害を防いでいくことが大切です」と話していました。