テニス全仏オープン 穂積ペアが第1シード破り2回戦進出

テニスの四大大会の1つ、全仏オープンの女子ダブルス1回戦は、穂積絵莉選手とノルウェーの選手のペアが第1シードのチェコの選手のペアを破って、2回戦に進みました。

全仏オープンは大会4日目、女子ダブルスの1回戦が行われ、穂積選手とノルウェーのウリケ・アイケリ選手のペアは、第1シードでチェコのバルボラ・クレイチコバ選手とカテリナ・シニアコバ選手のペアと対戦しました。

第1セットは3ー6で落としましたが、第2セットと第3セットをそれぞれ6-2で取って、セットカウント1対2の逆転勝ちで2回戦に進みました。

穂積選手は、2018年の全仏オープン女子ダブルスで二宮真琴選手とペアを組んで準優勝をして以来、5年ぶりの初戦突破です。

男子シングルス ダニエル太郎は2回戦敗退

全仏オープンの男子シングルス2回戦で、ダニエル太郎選手が第1シードでスペインのカルロス・アルカラス選手に敗れ3回戦進出はなりませんでした。

世界ランキング112位のダニエル選手は、全仏オープンの男子シングルス1回戦で世界77位の選手にストレートで勝って6年ぶりに2回戦に進みました。

大会4日目の31日は2回戦が行われ、ダニエル選手は第1シードでスペインのアルカラス選手と対戦しました。

試合は第1セット、立ち上がりからアルカラス選手の力強いストロークに押され、1-6で落としました。

第2セットに入ると、ダニエル選手が粘り強いラリーで相手を左右に揺さぶり、ミスを誘って最初のブレークに成功すると、徐々に流れを引き寄せてこのセットを6-3で奪いました。

第3セットはアルカラス選手の強烈なフォアハンドに苦しみ、1-6で落として、第4セットは序盤で互いにブレークを奪い合う展開となりましたが、その後は5ゲームを連取され、最後はフォアハンドのショットを決められて2ー6で落としました。

ダニエル選手はセットカウント1対3で敗れ、全仏オープンで初の3回戦進出はなりませんでした。