サーフィン 五十嵐カノア “楽しめば結果も” 五輪内定かけ

来年のパリオリンピックの代表内定がかかるサーフィンのワールドゲームズに臨む日本代表の選手たちがオンラインで会見し、東京オリンピックの銀メダリスト、五十嵐カノア選手は「楽しんで自然にサーフィンができれば結果もついてくる」と自信を示しました。

ワールドゲームズは、サーフィンの世界選手権にあたる大会で、中米のエルサルバドルで30日から来月7日まで行われ、この大会でアジア勢トップの成績を残すと、来年のワールドゲームズに出場するという条件でパリオリンピック代表が内定します。

大会に日本からは男女3人ずつが出場する予定でこのうち、五十嵐選手など4人が30日、オンラインで会見しました。

大会2連覇を目指す五十嵐選手は「100%のパフォーマンスができるように準備している。楽しんで自然にサーフィンができれば、結果もついてくると思うので、みんなと一緒に楽しみたい」と自信を示しました。

また、東京オリンピック代表の前田マヒナ選手は「あまりプレッシャーを自分に与えないようにして楽しくやっていきたい」と平常心を強調していました。

日本は去年のこの大会で男子団体が優勝し、すでにパリオリンピックの男子の出場枠「1」を獲得していて、今大会でアジア勢トップに日本選手が入れば、その選手が、パリオリンピックの32競技の中で、最初の日本代表内定選手となる見込みです。