解体中のビル 外壁の一部崩れ歩道に落下 けが人なし 大阪 八尾

31日午前、大阪 八尾市で、解体していたビルの外壁の一部が崩れ、足場とともに歩道に落下しました。けが人はいないということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。

31日午前10時ごろ、八尾市東本町で、「ビルの解体中に外壁が崩れた」と作業員から警察に通報がありました。

警察によりますと、現場では6階建てのビルの解体工事が行われていて、外壁の一部が縦およそ2メートル、横およそ5メートルにわたって建物の外側に向かって崩れ、歩道に落下しました。

また、ビルを囲っていた足場の鉄パイプも崩れ、ビルの敷地に止めてあった車の上に落ちたということです。

当時、歩道や車の中に人はおらず、けが人はいないということで、警察が詳しい状況を調べています。

現場は、近鉄八尾駅前の飲食店やビルなどが建ち並ぶ繁華街の一角で、ビルの前の道路は午前11時半現在、通行止めとなっています。

近くの薬局の男性「ドンという音 地震起きたのかと」

現場近くの薬局に勤める50代の男性は、「ドンという音がして地震が起きたのかと思った。車に外壁の一部などが落ちて、クラクションがずっと鳴っていた。解体作業をしているのは知っていたが驚いた」と話していました。