カズ帰国 今季ポルトガル2部でプレー 現役続行に意欲

サッカーの元日本代表で、今シーズン、ポルトガル2部リーグでプレーした56歳のカズ、三浦知良選手が帰国し「自分の年齢でポルトガルでサッカーができたことに感謝したい。すばらしい経験ができた」と振り返りました。

また、今後については「オファーを待って自分がどこに行ったらいちばん情熱を持てるか考えていきたい」と話し、現役続行に意欲を示しました。

プロ38年目の三浦選手は、ポルトガル2部リーグのオリベイレンセにことし2月からシーズン終了までの期限付きで移籍し、3試合に出場してリーグの最年長出場記録を更新しました。

三浦選手は28日にシーズンを終えて30日に帰国し、羽田空港で報道各社の取材に応じました。

三浦選手は「最初の1か月半はピッチのコンディションに慣れるのが大変で、筋肉の痛みも出た。いろんな人に助けてもらい、サッカーに集中できる環境を作ってもらった。自分の年齢でサッカーが文化となっているポルトガルでお金をもらいながらプレーし、試合に出場できたことに感謝したい。すばらしい経験ができた」と自身5か国目の海外挑戦を振り返りました。

また、今後については「1日、1週間、1か月という感じでやっていくことになると思う。先のことはわからないが、オファーを待って自分がどこに行ったらいちばん情熱を持てるか考えていきたい」と話し、現役続行に意欲を示しました。

三浦選手は今後、大阪府内で自主トレーニングをしてオファーを待つということです。