
校庭のくぎ 東京 葛飾区でも20校で計350本見つかる
東京 杉並区の小学校の校庭で先月、児童が地面から突き出ていたくぎで大けがをした事故を受け、葛飾区教育委員会が区内の学校などを点検した結果、20校の校庭から合わせて350本のくぎなどが見つかりました。
葛飾区教育委員会によりますと、杉並区での事故を受けて区内の小中学校など73校の校庭を目視で調べたところ、小学校18校と中学校2校の合わせて20校で、合わせて350本のくぎなどが見つかったということです。
大きさは5センチほどから長いもので20センチほどで、運動会などの際に、目印のために打ち込んだまま、放置されていたとみられるということです。
これまでに子どもたちがけがをしたという報告は無く、すべて取り除いたということで、教育委員会は今後、金属探知機を使ってさらに詳しく調べることにしています。
校庭のくぎをめぐっては、文部科学省が各学校で安全点検が確実に行われるよう、全国の教育委員会などに通知しています。