マイナポイント誤登録 本人確認厳格化へシステム改修

マイナンバーカードを取得した際などにポイントがほかの人に誤って付与されるトラブルが相次いでいることから、デジタル庁は再発防止に向けて、自治体の窓口などで使用されている端末で、本人確認を今より厳格に行うシステム改修を行うと発表しました。

マイナンバーカードの取得などで最大2万円分のポイントがつく「マイナポイント第2弾」では、ほかの人に誤ってポイントが付与されたケースが90の自治体で、合わせて113件確認されています。

これを受けて、デジタル庁は自治体の窓口などで使用されているタブレット端末で本人確認を厳格に行うシステムに改修すると発表しました。

具体的には、ポイントの申請が行われる際に手続きの開始時と完了時にマイナンバーカードで本人確認をする仕組みにします。

パソコンの端末ではすでに改修済みで、6月7日からは自治体の窓口などで使われているすべての端末で、システム改修が完了するとしています。

この仕組みは、もともとシステムに組み込まれていましたが、自治体などから手続きが煩雑だという声を受け、去年6月に確認を1回に簡略化する変更を行っていて、デジタル庁はこれが誤登録の原因になったと分析しています。

河野デジタル大臣は、5月30日の閣議後の会見で「多くの国民の皆様から不安の声をいただき、大変、申し訳ございません。いかにして未然に防ぐか、どういうシステムにしたらよいのか、対応策を考えていきたい」と述べました。