カブス 鈴木誠也 先制点につながるヒット 連敗ストップに貢献

大リーグ、カブスの鈴木誠也選手が29日、本拠地のシカゴで行われたレイズ戦に4番・ライトで先発出場し、先制点につながるヒットを打ってチームの連敗ストップに貢献しました。

鈴木選手は4回の第2打席でサードへ内野安打を打って悪送球で二塁へ進み、このあと先制のホームを踏みました。

このほかの2打席はいずれも空振り三振でしたが3試合ぶりにヒットをマークして3打数1安打で打率は2割8分になりました。

カブスは先発のストローマン投手がレイズの強力打線をヒットわずか1本に抑えて完封し、1対0で勝って連敗を4で止めました。

カーディナルス ヌートバーは3回に途中交代

カーディナルスのラーズ・ヌートバー選手は本拠地セントルイスで行われたロイヤルズ戦に1番・センターで先発出場し、3回に途中交代しました。

ヌートバー選手は2回の守備で背後への大きなフライをジャンプして捕るファインプレーを見せましたが、3回の守りで先頭バッターの右中間への打球をフェンス際まで追ったところで崩れ落ちるようにうずくまりました。

ヌートバー選手はすぐに立ち上がりましたが、やや足を引きずるような歩き方でベンチに退いて交代し、この試合は1打数ノーヒットで打率は2割6分6厘になりました。

カーディナルスは0対7で敗れました。

ヌートバー「筋肉のけいれん 起きてしまった」

ヌートバー選手は2回の守りでセンターへの大きな当たりをジャンピングキャッチし、そのまま背中からフェンスにぶつかりました。

このあと3回の途中までプレーして交代しましたが、試合後、ヌートバー選手は2回のプレーが原因で腰に痛みがあったと明かし「少し筋肉のけいれんが起きてしまった。交代したのは予防措置の意味もあったと思うが、あす起きた時にどう感じるか様子を見たい」と話しました。

チームは今シーズン最も長い19連戦の18試合目で、疲れがたまっていたことも原因かと問われると「そうは思わない。ただ背中をフェンスにぶつけてしまっただけだ。先発メンバーに自分の名前が入ったら全力でプレーするだけ。19連戦かどうかは関係ない。みな長いシーズンがあり、目の前の試合を戦うだけだ」と答えました。