プロ野球 セ・リーグとパ・リーグ対戦 30日から交流戦始まる

プロ野球は、30日からセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する交流戦が始まります。両リーグのペナントレースの成績にどのような影響を与えるか注目されます。

ことしの交流戦はパ・リーグの本拠地で始まり、各チームが違うリーグの6チームと3試合ずつ、合わせて18試合を戦います。

30日は、
▽パ・リーグ首位のロッテが巨人と対戦し、
▽セ・リーグ首位の阪神は、西武と対戦します。

また、
▽昨シーズンの交流戦で優勝したヤクルトは、日本ハムと対戦、
▽楽天とDeNA
▽オリックスと広島
そして、
▽ソフトバンクと中日が、
それぞれ対戦します。

ことしの交流戦は、6月18日まで行われる予定で、12球団で最も勝率が高い球団が優勝となります。また、予備期間の6月22日までに全日程が終わらなければ、その時点の勝率で順位が決まります。

過去17回の交流戦の成績は、
▽優勝チームが、パ・リーグ13回、セ・リーグ4回となっていて、
▽勝ち越しの回数も、パ・リーグの14回に対し、セ・リーグは3回と大きく差が開き、パ・リーグ優位の状況が続いていました。

ただ、おととし、去年と、ここ2年連続でセ・リーグが勝ち越していて、ことしはどちらのリーグが力を示すのかが注目されます。

また、違うリーグのチームだけと対戦する交流戦の期間の勝敗は、両リーグのペナントレースの順位にも大きく影響する可能性があり、各チームが、いかに白星を積み上げられるかが大きなポイントとなります。