暮らし

雑草の繁殖抑えるアイガモ農法の効果をロボットで再現 富山

水田でアイガモを泳がせることで雑草の繁殖を抑えるアイガモ農法と同じ効果をロボットを使って再現しようという取り組みが富山市の農業高校で行われています。
富山市の中央農業高校では去年から授業で無農薬の米作りの一環としてアイガモ農法の効果をロボットで再現する実験に取り組んでいます。

実験ではベンチャー企業により開発された縦1メートル30センチ横90センチほどのロボットが使われ、太陽光発電で自動で動きながらスクリューで水田の泥を巻き上げます。
これによりアイガモを泳がせて水田の泥を巻き上げ水中の日の光をさえぎって雑草の繁殖を抑えるアイガモ農法の効果を再現するということです。

実験で使う水田はドジョウのいけすともつながっていて、無農薬の水田の水をドジョウの養殖にも活用するということです。

去年の実験では除草剤を使わずにコシヒカリおよそ360キロを収穫し、全国の高校生により作られた米の品評会でも高く評価されて、通常の2倍近い10キロ6000円の価格で販売できたということです。
生徒の1人は「除草作業は大変なのでロボットが入ってくれることですごく助かります。環境にやさしいみんなに愛されるお米に育ってほしい」と話していました。

県立中央農業高校の水林憲治 教諭は「環境に優しく持続可能性のある農業を生徒に学んでもらう良い機会になるので、今後も続けたい」と話していました。

最新の主要ニュース7本

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

特集

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

スペシャルコンテンツ

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

ソーシャルランキング

一覧

この2時間のツイートが多い記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

アクセスランキング

一覧

この24時間に多く読まれている記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。