東京六大学野球 早慶戦2回戦 慶応が15対1で勝って1勝1敗に

声出し応援など従来の応援スタイルが復活した東京六大学野球は28日、早慶戦の2回戦が行われ、慶応大が15対1で勝って対戦成績を1勝1敗とし、勝ち点の行方は3回戦の結果次第となりました。

東京六大学野球の春のリーグ戦はすでに明治大の優勝が決まっていますが28日、神宮球場で行われた慶応大と早稲田大の伝統の一戦には、2万3000人が詰めかけました。

東京六大学野球では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年の秋のリーグ戦から応援団の活動エリアへの一般客の立ち入りを禁止していましたが、この春のリーグ戦から応援団と観客が一緒になって声援を送る従来の応援スタイルが復活しました。

また、声出し応援も解禁され、スタンドからは得点が入るたび大きな歓声が上がっていました。

試合は負ければ勝ち点を落とす慶応大が、1回に6番の齋藤來音選手のタイムリーヒットなどで4点を先制したほか、2回にも齋藤來音選手のタイムリーツーベースヒットなどで5点を加えました。

一方、早稲田大学は6回に3番の熊田任洋選手のタイムリーヒットで1点を返しましたが、あとが続かず試合は慶応大が15対1で勝ちました。

早慶戦の対戦成績はこれで1勝1敗となり、勝ち点の行方は3回戦の結果次第となりました。