垂直に立つ高さおよそ2メートル60センチの軸に巻き付いていた花びらのような形をした葉がゆるんで開き始め、午後5時半ごろには花の直径が86センチと6分咲きになっていました。
満開となったあとは少しずつ軸が倒れ始めるということで、見頃は開花してから3日ほどだということです。
植物園は28日から30日までの3日間、開館時間を通常より長くするなどして、特別公開することにしています。
国立科学博物館多様性解析・保全グループの遊川知久グループ長は「開花からしおれるまでのダイナミックな動きが見られるので、ぜひ現地で楽しんでもらいたい」と話していました。
「世界最大級の花」3年ぶりに開花 見頃は開花から3日ほど 茨城
高さ3メートルを超えることもあり「世界最大級の花」とされる「ショクダイオオコンニャク」が、茨城県つくば市の植物園で3年ぶりに開花しました。
「ショクダイオオコンニャク」はインドネシア原産のサトイモ科の植物で、大きいものは高さが3メートルを超える「世界最大級の花」とされています。
つくば市の国立科学博物館「筑波実験植物園」が17年前から栽培していて、27日昼ごろ3年ぶりとなる開花が始まりました。
