国際

2025年COP30 ブラジル北部のアマゾン地域で初開催へ

ブラジル政府は、再来年に開かれる気候変動対策を話し合う国連の会議「COP30」の開催地が、ブラジルのアマゾン地域にある都市に決まったと発表しました。ブラジル国内での開催は初めてとなります。
ブラジル政府によりますと、再来年の2025年に開かれる「COP30」の開催地に決まったのは、ブラジル北部アマゾン川の河口近くにある都市ベレンです。

人口はおよそ150万人で、アマゾン地域にある主要都市の1つで、ブラジル国内での開催は初めてとなります。

ブラジルのルーラ大統領は就任前の去年11月に、エジプトで開かれた「COP27」に出席し、アマゾン地域でのCOP30の開催を目指していました。
ルーラ大統領は26日ビデオ声明で「私が過去に出席したCOPではみながアマゾンのことを話していた。この機会にアマゾン川や熱帯雨林を見てほしい」と述べました。
アマゾンの熱帯雨林の3分の2が広がるブラジルでは、開発に積極的だったボルソナロ前政権のもとで森林の消失が急速に進み、国際社会から懸念の声が上がっていました。

一方、ことし1月のルーラ政権の発足以降、森林の消失は去年の同じ時期に比べおよそ4割減っていて、ルーラ大統領はCOP30の開催を通じアマゾンの熱帯雨林の保護に取り組む姿勢をアピールするねらいがあるとみられます。

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