
自民 細野豪志衆院議員 次の衆院選で静岡5区公認候補の見通し
吉川赳衆議院議員の離党で事実上の空席となっていた自民党の静岡5区支部長について、自民党県連はおととし入党した細野豪志衆議院議員を起用する方針を固めました。次の衆議院選挙では細野氏が公認候補となる見通しになりました。
自民党の衆議院静岡5区の支部長をめぐっては去年6月、吉川赳衆議院議員が週刊誌報道で離党したため事実上、空席となっていました。
一方、自民党静岡県連は次の衆議院選挙を見据え、旧民主党政権で閣僚を務めおととし自民党に入党した細野氏を支部長に起用する案で、5区の地元支部と調整を進めてきました。
地元支部では、細野氏が旧民主党時代などに吉川氏ら自民党候補を押さえて当選してきたことから、当初は反発が強かったものの、入党後は、参議院選挙や統一地方選挙で細野氏が積極的に自民党候補の応援に回ったことなどで理解の声が高まり、26日までにすべての地元支部が細野氏の支部長起用案を了承する意向を県連に伝えたということです。
これを受け、県連は26日午前、役員会を開き、細野氏を支部長に起用する方針を固めました。
今月29日に開かれる自民党県連大会のあとに総務会を開いて正式決定し、党本部に上申する予定で、次の衆議院選挙では細野氏が5区の公認候補となる見通しになりました。