
大相撲 夏場所序ノ口 鹿児島県出身の春山が全勝優勝
大相撲夏場所の序ノ口は、鹿児島県出身の春山が勝って7戦全勝として優勝しました。
夏場所の序ノ口はともに6戦全勝だった尾上部屋の春山と式秀部屋の黎大丸が対戦し、春山が一気に寄り切って勝ち7戦全勝で優勝しました。
春山は鹿児島県瀬戸内町出身の22歳。
相撲の強豪である埼玉栄高校から日大に進み、大学4年生の去年は主将を務め、全国学生選手権の団体で優勝しました。
先月の新弟子検査で合格して、今場所は西の序ノ口22枚目で初めて番付に名前が載り、身長1メートル81センチ、体重141キロの恵まれた体格を生かした突き押し相撲で白星を重ねました。
春山は「うれしい。最初の一番は緊張したが、あとの六番は緊張しなかった。自分の相撲を取ろうと思っていた」と今場所を振り返りました。
師匠は元小結 濱ノ嶋の尾上親方で「師匠の相撲を学生時代から見てきた。師匠のような相撲を目指したい」と目標を話しました。