
大相撲 夏場所13日目 単独トップの横綱 照ノ富士 朝乃山と対戦
大相撲夏場所は13日目、1敗で単独トップに立つ横綱 照ノ富士は星の差1つの2敗で追う大関経験者の朝乃山と対戦します。
夏場所は12日目の25日、照ノ富士が結びの一番で新関脇の若元春を退けて1敗を守った一方、朝乃山は関脇 大栄翔に敗れて2敗に後退しました。
この結果、照ノ富士が1敗で単独トップに立ち、朝乃山と関脇 霧馬山が星の差1つの2敗で追う形となりました。
13日目の26日、結びの一番で照ノ富士と朝乃山の対戦が組まれました。
2人の対戦はおととしの春場所以来で当時は照ノ富士が関脇、朝乃山が大関でした。
過去の対戦成績は照ノ富士の5戦全勝です。
ともに右四つが得意の両者ですが照ノ富士が上手を取れれば優位は動きません。
対する朝乃山は幕内に復帰するにあたって意識してきた立ち合いで低い姿勢から強く当たり、そのまま一気に攻めて横綱にまわしを取らせない展開に持ち込めるかがポイントになりそうです。
また、星の差1つの2敗で照ノ富士を追う関脇 霧馬山は平幕の北青鵬との初顔合わせの一番です。
今場所、大関昇進に挑む霧馬山は25日に10勝目を挙げて、三役として臨んだここ3場所の勝ち星の合計が大関昇進の目安とされる「33」に届きました。
場所が進むにつれて力強い立ち合いを取り戻していて、身長2メートルを超える21歳の成長株に対しても立ち合いで強く当たってから動きのよさを見せてまわしを取らせなければ勝機が生まれます。
一方の北青鵬は、しっかりと組み止めて得意の右の上手を取ってじっくり圧力をかけて攻め込みたいところです。