福岡 筑後警察署に車が突っ込み焼ける 運転の男性1人がやけど

25日午後、福岡県筑後市の筑後警察署で、敷地内に進入してきた乗用車が捜査車両などに突っ込んで焼けました。乗用車を運転していた男性1人がやけどをして病院に搬送され、警察が詳しいいきさつを調べています。

25日午後3時15分ごろ、筑後市にある筑後警察署から消防に「車が突っ込んだ。駐車場で燃えている」と通報がありました。

警察や消防によりますと、火はおよそ30分後に消し止められましたが、突っ込んだとみられる乗用車1台が焼けたほか、捜査車両2台が破損しました。

乗用車を運転していた男性がやけどをして搬送されましたが、けがの程度はわかっていません。

NHKがヘリコプターから撮影した映像では、警察署の敷地内で黒く焦げたワゴンタイプの車が建物に衝突したようにして止まり、警察官や消防隊員が活動している様子が確認できました。

警察によりますと、乗用車は筑後警察署の正面入り口から敷地内に入り、捜査車両にぶつかりながら警察署の裏側で止まったということです。

その途中で、運転していた男性が車内で火をつけたとみられるということです。

警察は男性の容体の回復を待って話を聞き、詳しい状況やいきさつを調べることにしています。