株価 小幅に値上がり

25日の東京株式市場、株価は小幅に値上がりしました。

▽日経平均株価の終値は、24日より118円45銭高い、3万801円13銭。
▽東証株価指数=トピックスは、6.25下がって2146.15。
▽一日の出来高は12億6473万株でした。

3日ぶりに値上がり 要因は“半導体相場”

25日の日経平均株価は3日ぶりに値上がりしました。株価が上昇した要因は、半導体関連の銘柄で占められ、“半導体相場”とも言える展開となりました。

きっかけとなったのは、日本時間の25日朝、アメリカの半導体大手が発表した業績の見通しが、市場の予想を上回ったことです。東京市場でも、先行きへの期待から半導体関連に買い注文が集まり、中には、およそ16%上昇した銘柄もありました。

一方、東証全体では値下がりした銘柄の数のほうが多く、東証株価指数=トピックスは下落しました。

アメリカのFRBによる利上げが続くという見方から、経済に及ぼす影響や、さらにアメリカ政府の債務上限問題の先行きについて警戒をする投資家も多い状況です。

とりわけ債務上限問題は、交渉期限までの時間が少なくなってきていて、妥結の方向性が見いだせるか、投資家の関心が集まっています。