大谷選手の12号ホームランはレッドソックスの先発左腕、パクストン投手の真ん中高めのカットボールを捉え、左中間に運びました。
打球速度は170.1キロ、飛距離は121.3メートルで、左ピッチャーからは今シーズン3本目のホームランです。
このあと4回には、トラウト選手が大谷選手に並ぶ12号ツーランホームランを打ち7対1とリードを広げました。
「トラウタニ」と呼ばれるエンジェルスの2人のスターが同じ試合でホームランを打つのは今月18日のオリオールズ戦以来で今シーズン4回目、通算では26回目で、今シーズンの過去3回はすべてエンジェルスが勝っています。

大谷翔平 レッドソックス戦で4試合ぶり12号ホームラン
大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が、吉田正尚選手が所属するレッドソックスとの試合で12号ホームランを打ちました。
エンジェルスとレッドソックスは24日が今シーズン最後の対戦で、エンジェルスの本拠地アナハイムで行われた試合に大谷選手と吉田選手はいずれも3番・指名打者で先発出場しました。
大谷選手は第1打席は空振り三振で、4点をリードした3回の第2打席で高めのカットボールをとらえて、左中間へ4試合ぶりとなる12号ソロホームランを打ちました。
大谷選手はベンチに戻って恒例のかぶとをかぶったあと、脱いだかぶとを味方の選手にかぶせ、撮影するカメラマンのようなポーズをとって笑顔を見せました。
4回の第3打席はショートフライ、7回の第4打席はショートゴロに倒れて、この試合は4打数1安打1打点で、打率は2割8分となりました。
レッドソックスの吉田選手は、1回の第1打席は1アウト一塁の場面でファーストゴロのダブルプレーに打ち取られましたが、4回の第2打席で高めのボールを右中間に運んでツーベースヒットとしました。
6回の第3打席はセカンドゴロ、5点を追う7回の第4打席は2アウト満塁のチャンスで鋭い打球を飛ばしましたがファーストゴロでした。
吉田選手は4打数1安打で、打率は3割を切って2割9分9厘となりました。
試合はトラウト選手にも12号ホームランが出たエンジェルスが7対3で勝って、レッドソックスとの3連戦を全勝し、今月12日から始まった13連戦を8勝5敗と勝ち越して終えました。
これで大谷選手とトラウト選手がそろってホームランを打った試合は今シーズン4戦全勝となりました。
エンジェルスは4連勝、レッドソックスは4連敗です。
