大相撲夏場所 12日目 照ノ富士は若元春と 朝乃山は大栄翔と

大相撲夏場所は12日目、1敗でトップに並ぶ横綱 照ノ富士は関脇 若元春と、同じく1敗の平幕の朝乃山は関脇 大栄翔との対戦です。

夏場所は11日目の24日、1敗の照ノ富士が結びの一番で関脇 豊昇龍を退け、同じく1敗の朝乃山も2敗の明生に勝ってトップを守りました。

12日目の25日、照ノ富士は、24日新関脇で勝ち越しを決めた若元春との一番です。

過去の対戦は去年の名古屋場所での1回だけで、このときは照ノ富士が勝っています。

照ノ富士が右四つ、若元春が左四つのいわゆるけんか四つの対戦で、どちらが先に自分の形に持ち込めるかが勝負を分けます。

照ノ富士としては相手を引き付けて胸を合わせられるか、若元春は横綱の体を起こしてバランスを崩すことができるかがポイントとなりそうです。

一方、1敗でトップに並ぶ朝乃山は関脇 大栄翔との一番が組まれました。

過去の対戦は7勝9敗と朝乃山が負け越していて、おととしの夏場所以来、2年ぶりの対戦となります。

朝乃山が得意の右四つに組めば優位となります。

大栄翔は突き放してまわしを与えず攻め切れるかがポイントとなります。

このほか、大関昇進がかかる2敗の関脇 霧馬山は、勝ち越しまであと1勝とした角番の大関 貴景勝との対戦が組まれました。